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贈物 詩(寺山修司)
思い出を売って 宝石を1つ買った
思い出を買いもどすため 宝石を売った
宝石を買いもどすため また 思い出を売った
だんだん古びてよごれていく 思い出の中の恋と
だんだん新しい艶を出してくる宝石の あいだで
少女は ぼんやりと立っていた
まだ人生が
かなしみを教えてくれる前 だったから
今年のクリスマスも もうすぐだね
恋してるぅ~~~